転職

【転職】退路を断つという決断が大きな変化を生むのだが…

転職活動を始めました。今の職場はキープしつつです。ダメなら、まぁしばらくはこのままでいいかな。そんな気持ちで始めました。

退路を断つ覚悟

きっと、今の会社を辞めてから転職活動をした方が、自分の本当にやりたいことが見えてきて後悔の無い転職が出来るのだろうなと思いながらも、その勇気を出すことが出来ず、転職できたらいいなという気持ちで始めたので、時間はかかるだろうと薄々は感じている状況でした。

とくダネの笠井アナの決断に感化

そんな中、笠井信輔アナウンサーが、フジテレビを退社し、小倉智昭キャスターの芸能事務所「オールラウンド」に所属を移して、フリーで活動するとのコメントを発表しました。

管理職として共感できる退社理由

フリーになる事を決断した理由は

  • もっと広い世界でしゃべりたい、書きたいから
  • 自分の知識や体験を生かした仕事にさらに携わっていきたいという思いから

とのことです。その気持ちにすごく共感しました。

会社員としてある程度年を重ねると、若手の教育や管理など、管理職としての仕事が増えて、本来やりたかった仕事が出来なくなりますよね。自社で提供している商品、製品より他社の方が優れてて、このお客さんには他社の方が良いと分かっていても、それが言えないジレンマを感じることはよくあります。

顧客ファーストで仕事している人は、時に自分を偽りながら仕事をしていると、そんなしがらみから解放されたいって気持ちになります。笠井アナもそんな気持ちを抱きつつの退社なんじゃないかなって思います。

我をも!と思うことはあれど、フリーになってもやって行けるだけのスキルを持ち合わせていないので、笠井さんが、定年間近にもかかわらず、フリーになる事を決断したニュースには勇気を与えてくれた。(見習って独立だー!とはならないけど)

とくダネ!を降板して退路を断つ

転籍先が小倉キャスターの事務所なので、とくダネ!を継続することも可能だったはずだけど、フリーでやって行く覚悟を持つために、とくダネ!も卒業する決断をしたそうです。

これとても重要だと思います。独立する決断以前にサラリーマンである事に何の疑問、不安を持たずに、いや、思ってても、独立する発想には至らない人が世の中のほとんどで、そんな中で笠井さんは決断した。

自分は会社辞めたら何のとりえもないとか

「とくダネ!」を辞めて、他から引き合い来なかったらどうしよう

普通なら、不安でそんな決断できないですよね。

もしもダメだったら・・・。そう考えると、元の鞘に戻る道を残しておきたいというのが多くの人の気持ちですが、笠井さんは「とくダネ!」をフリーで失敗したときの逃げ場とはせず、後戻りできないを状況を作り出して新しい世界へ、新しい壁に立ち向かう状況を作り出しています。

退路をたった人の成長は早い

当たり前だけど、壁を一つ二つと乗り越えた人と、越えられなかった人が得られる経験値には圧倒的に差が生まれます。またそれが自信に変わるという好循環にもなります。

どんな人にもそんな経験はいくつか体験しているはずです。記憶に残っていないだけですが、逃げられない状況で、なんとかその場をしのいだという経験はあるはずです。ダメだったらどうしよう。とか、こっちの方がいいかも。とか、色々考えることもなくなる。進むしかないのだから。悩むことが勿体なくなる。時間の使い方も変わる。集中力も上がります。

自分を崖っぷちに追いやることが、最大のリスクヘッジで、ハイパフォーマンスを出し続ける効果的な対策になるし、時間を無駄に浪費することも無くなります。

まだ退路を断てられない私の転職活動

きっと、私も今の職場を退職してから転職活動を始めた方が、経歴書を作成する時の集中力とか、志望動機を書く時の企業研究の観点とか、色々な面で危機感もってできるので、転職は早く達成できるのではないか。

そう思うのだけど、実際のところ、自分が何をできる人間なのかというのはよくわかっていないのが今の状況。

会社の肩書がないと不安になる残念なサラリーマン気質

会社の組織で働いているので、その肩書がなくなった時に

  • 自分の武器って何が残るんだろう。
  • それって、他の会社でも通用するスキルなんだろうか
  • 今の給与以上で雇ってくれる企業ってあるのだろうか
  • そもそも、面接落ちまくったら自信なくなるし将来が見通せないから不安

こんな、洋服をすべてはぎとられて素っ裸で外に放り出されたかのような不安にさいなまれてしまいます。

一人で考えてもネガティブ思考になるのが転職活動

特に日本人は保守的に物事を考えるので、想像しがたい未来に対して楽観的ではいられず、ダメな理由やリスクを考えて動かないことを選択する国民性があるように思えます。

やりたいことがあるなら躊躇せずに動き出すのが生き物としての本能のようにも思えますが、余計な理性がそれを妨げているのは事実で、それをポジティブに変えてくれる武器を外部から調達する必要があります。

そこで、利用したのは転職エージェントのサービスです。

勇気のない人の助っ人転職エージェントの利点

転職エージェントという言葉の定義するところは私にはあいまいですが、40歳を過ぎると転職の成功率はぐっと下がるんだろうなと思ったので、そこは、転職活動支援のプロにコンサルティングしてもらったほうが良いだろうと思い、転職エージェントの担当者を見つけようという発想になっています。

とりあえず、登録してみたのでその後のやり取りなどはまた別途ご紹介します。

-転職
-